問 次の数量を表す式を文字式を使って書きなさい
   1・時速aqでb時間走ったときに進む距離
   2・十の位がaで一の位がbである二桁の整数

まず、一つ目からやってみよう。
     と、思ったけど「距離」の問題は苦手なんだよね。

この問題は次の図を書くといいですよ。
距離、速さ、時間
     わからないところを手で隠して、横棒を「÷」縦棒を「×」で考えるんですよ。
     今回の問題で言えば、「距離」がわからないのでそこを手で隠すと「速さ」と「時間」が残りますね。
     その間には縦棒なので「×」が入ります。つまり「速さ」×「時間」になるので、答は abq になります。

     そのほかにこのパターンで解けるものには次のものがありますよ。
食塩、食塩水、濃度オームの法則割合

このやり方、どこかで見たことがあるなぁと思っていたら、オームの法則のところでで見たのか。
     でもこんなにたくさんあったら、円のどの位置にどの項目を入れたらいいのかこんがらがっちゃうよ。

全部覚える必要はないですよ。下の部分はひっくり返ってもいいので
円の上に入る部分だけ確実に覚えておくといいですよ。

なら、なんとかなりそうかなぁ。
     それより二つ目の問題がわけわからないんだけど・・・

二つ目の問題は、パターンなのでそのまま覚えておきましょう。
十の位がaで一の位がbである二桁の整数は
   10a+b で表すことができる。

例えば「58」は十の位が「5」で一の位が「8」だけど、
     それは「10×5+8」と表すことができる、ということだね。
     でも、こんなことをして何に役立つの?

心配しなくても後々習う「方程式」の所で
     思う存分使いますよ。

式の値へ進む
文字式を書くときの約束に戻る
中学数学計算目次へ戻る
中学数学トップへ