正の数?負の数?
     なんのこっちゃ、
     数に「正しい」数とか、「負け」ている数があるの?

そうじゃなくて、「正」「負」は数の大きさを表す語なのです。
     0より大きい数を正の数というのです。

へぇ〜。
     じゃあ、800とか2000とかも正の数だよね。

もちろん1も正の数だし、
     0.3も正の数ですよ。

えっ、0.3は小数じゃないの?

小数でも0より大きければ
     正の数ですよ。
     ちなみに正の数には「+」をつけますが、
     普通「+」は省略します。

ふぅーん、
     じゃぁ0より小さい数を負の数というのかな?

その通りです。
     負の数は「−」をつけます。

ということは0は
     正の数・負の数のどっちなの?

0は正の数でも負の数でもありませんよ。

ふむ、0は特別な数字なんだね。

0より大きい数を「正の数」
   0より小さい数を「負の数」という。
   0は正の数でも負の数でもない。

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