問 次の計算式を解きなさい。
(-8) ÷ (-3) × (-6)
三つも数が出できたよ。
しかも全部負の数だし、割り算も掛け算も混じってるよ。
どうしたらいいの?
三つ数があるからといってあわてる必要はありませんよ。
やることは今までやったことと同じことです。
3つ以上の乗法・除法の計算は、
負の数の個数から解の符号を決め、
分数にして計算するといいですよ。
負の数が奇数なら、解にマイナスをつけて、
負の数が偶数なら、解は正の数になるということだよね。
それはわかるけど、分数にして計算するというのはどういうこと?
簡単に言いますと、
「÷」の後ろ数字は分母にするということです。
実際にやってみたほうがわかりやすいですね。
(-8)÷(-3)×(-6) = (- | 8×6 | ) = -16 |
3 |
なるほどね、でも今回は整数の計算だったけど、
これが分数だとどうなるの?
分数の計算のほうが理解しやすいと思いますよ。
今までやってきたとおり、割る数が分数のときは、
その逆数の掛け算として計算すればいいのですからね。
割る数が分数のとき、その逆数の掛け算として計算する。
(- | 1 | )÷(- | 2 | )×(- | 2 | ) = - | 1×10×2 | = - | 1 |
5 | 10 | 4 | 5×2×4 | 2 |
なるほどね。一発でやっちゃうのがいいんだね。
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